一般財団法人 家電製品協会

家電処分の豆知識

ご注意ください!あなたの周りの不法な回収業者

2021.04.01 updated

いらなくなった大型家電を捨てたいとき、家電の処分方法をインターネット等で検索すると
まず出てくるのが「無料回収」「格安回収」などをうたった不用品回収業者の広告。

しかし、ちょっと待ってください!

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機のいわゆる家電4品目は「家電リサイクル法」に基づいて、処理方法が厳しくルール化されています。
(※テレビはブラウン管と液晶・プラズマが「家電4品目」の対象になります。)

正しくリサイクルしないと、環境を破壊したり、トラブルに遭うことも。

ここでは、不法な回収業者に引取りを依頼した場合のリスクなどを紹介し、無自覚に家電の不法処分をしてしまわないよう注意喚起させていただきます!

不法な回収業者に依頼するとどうなる?

大型家電である「家電4品目」ともなると、自分で捨てに行くことが難しく、
手軽な不用品回収業者に依頼したくなるのはごく自然な心理です。

不法な回収業者もその心理を分かっていて、違法であることを伝えずに回収しようとします。
しかし、不法な回収業者に安易に依頼することは、以下のような不法行為を助長する可能性があり、次のようなリスクがあることを覚えておきましょう。

家電リサイクル法による廃家電4品目の引取り
①不法投棄、不適正処理、不適正な管理による環境破壊のおそれ

ご家庭の廃棄物を回収する業者は、お住まいの自治体の「一般廃棄物収集運搬業許可」や自治体からの委託を受けていることが必要です。

このような許可を持たず、また自治体からの委託を受けていない業者に引き渡した場合、リサイクルのための適正な処理が行われず不法投棄などに繋がっているケースが数多く報告されています。

人けの少ない空地や山中に不法投棄されてしまえば、景観を損ねるばかりでなく、価値ある資源を再利用することもできなくなってしまいます。

また、処理や管理の方法が適正でないために地球温暖化に影響のあるフロンガスが環境中に放出されたり、火災等の事故が発生した例もあるので注意が必要です。

②予期せぬ費用請求をされるおそれ

不法な回収業者は、「無料回収」「格安回収」を売り文句にしていながら、出張費・処理費・荷物の積込み費・運搬費などの名目で当初よりも高い金額を請求してくるなど、消費者の損失やトラブルに発展するケースも少なくありません。

安ければ良いとの安易な判断で無料回収をお願いした結果、想定以上の高い金額を支払う羽目になってしまった…ということにもなりかねません。

タダだから・安いからといって不法な回収業者を選ぶのは危険です。

不法な回収業者の見分け方は?

不法な回収業者の比較的わかりやすい判別方法をお教えします。

①街中をトラックで巡回したりチラシを配布している業者

不法な回収業者には、以下のような例があります。

  • ・「不要な家具・家電をなんでも回収します」と町中を大音量で宣伝しながら巡回している業者
  • ・空き地で「無料回収」などののぼりを掲げて回収している業者
  • ・「なんでも回収します」などをうたったチラシを配布している業者
  • ・「無料回収」「格安回収」などとインターネットに広告を出している業者
不法な回収業者
②中古品として引き取るからと言い張る業者

不法な回収業者の中には、「リサイクルではなく、中古品(リユース)として引き取ります」と説明する業者もいます。

でも、故障してしまったものや、明らかに中古品として使えそうもないもの(破損している、錆が顕著)は中古品にはなりません。

中古品と称して回収し、そのまま不法処理につながる場合が大半です。

もし中古品として処分を考えておられる方は、中古品を専門に扱っているリサイクルショップに問い合わせされることをお勧めします。

詳しくは「リユース品(中古品)として回収します」にご注意!をご参照ください。

*中古品等の売買を行うためには「古物商」の許可が必要になります。

自治体のWEBサイトで直接紹介されている業者は安心です

お住まいの市区町村のWEBサイトにて、家電リサイクルの回収を依頼できる業者を調べることができます。

下記、WEBサイトからお試しください。

ここに名前のある業者であれば、自治体が許可を出しているので安心です。

また、市区町村のリサイクル担当課に問い合わせる方法もあります。

ただし、自治体のWEBサイトにバナーで紛れ込んでいる不法な回収業者が確認されています。

あくまでも自治体が直接、業者名を紹介している場合に限りますのでご注意ください。

Memo:家電リサイクル法では、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機を引き取る際に、回収業者が家電リサイクル券を発行するルールとなっています。回収業者から「家電リサイクル券控え」(下図参照)を受け取った場合は、排出した廃家電はメーカーのリサイクル工場に運ばれ適切に処理されています。

排出者控え

おわりに

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